AutoCAD / AutoCAD LT NOTE.. > カスタマイズ・マクロ

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2009年12月3日木曜日

AutoCAD / AutoCAD LT NOTE.. > AutoCAD / AutoCAD LT NOTE.. カスタマイズ・マクロ: 2009

[Tab]キーの役割を他のボタンに割り当て

昔のAutoCADに比べると最近のAutoCADは操作が格段に簡単になっています。
中でもAutoCAD 2006からは[Tab]キーの扱い方を覚えると操作が簡単になります。
オートコンプリート

オートコンプリート機能は、コマンドの候補を順次表示してくれます。
実行したいコマンドの頭文字を入力した後、[Tab]キーを押すことで候補が従事切り替わります。
覚えづらかったコマンドなども、これにより簡単に実行することができます。

ダイナミック入力

ダイナミック入力は、距離や角度などの情報入力が簡単になっています。
必要な情報入力へは[Tab]キーでジャンプできるので、作図や移動などの修正を行うのに「X,Yの距離」を指定する際に、[ , (カンマ)]を入力する必要がありません。

通常[ , (カンマ)]はテンキーから離れた場所にあります。
[ , (カンマ)]の入力が[Tab]キーで代用できることで、ちょっとした工夫を行うと入力が非常に楽になります。
キーボードのボタン割り付けを編集できるソフトを利用して、テンキー付近にある不要なボタンに[Tab]キーの役割を割り当てたり、外付けキーボードに[Tab]キーが付いたものが発売されているので、このような製品を利用します。


バッファロー USB対応テンキーボード Tabキー付き(シルバー) BTK-U02/SVAバッファロー USB対応テンキーボード Tabキー付き(シルバー) BTK-U02/SVA
メーカー: バッファローコクヨサプライ


ノートPCを利用している人は、特にこのような[Tab]キー付きのテンキーを持った方が便利ですよ!
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2009年9月25日金曜日

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カスタマイズに失敗したらリセット

メニューやツールバーなどカスタマイズした状態を止め、インストール時の状態に戻したい、またはメニュー表示がおかしくなった場合も同様ですが、CUI(CUIX)を簡単にリセット(インストール時に初期化)することができます。
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2009年8月3日月曜日

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F1キーでヘルプを起動したくない

[F1]キーを押すとヘルプが起動します。[F1]キーはAutoCADの操作上、頻繁に使用する[Esc]キーの付近にあるということで、[Esc]キーを押そうとしたつもりが[F1]キーをミスタップしてヘルプが起動してしまうことが多々あります。
こんなストレスを解消するため、[F1]キーを押してもヘルプが起動しないようにすることができます。

<ショートカットキーの割り当てで抑制>
[ユーザインタフェースをカスタマイズ](CUI)コマンドを実行し、[キーボードショートカット]-[ショートカットキー]に任意のコマンドを追加します。
そのコマンドに対し、ショートカットキーとして[F1]キーを割り当てます。
ポイントとしては、[F1]キーを押しても何も起こって欲しくないので割り当てられているマクロを削除し、空白にしておきます。

<ショートカットアイコンのプロパティを編集して抑制>
AutoCADのショートカットアイコンを右クリックし、ショートカットメニューより[プロパティ]を選択します。
ショートカットタブ内のショートカットキーの項目で[なし]から[F1]キーに変更します。[適用]ボタンをクリック、[OK]ボタンをクリックしダイアログを閉じます。
これにより、[F1]キーを押すとAutoCADが最前面に表示されるようになります。
この設定は、環境によっては[F1]キーを押すたびに、ソフトウェアが複数起動してしまう場合もありますので、そのような場合には、ショートカットキーの項目を[なし]に戻してください。

<アナログ的な方法で抑制>
または、[F1]キーにカバーをかぶせて押せないようにしている人も居るようです…。
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2009年7月28日火曜日

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選択したハッチングを表示順序を最背面に移動

指定範囲内からハッチングだけを選択し、表示順序を変更(最背面へ移動)します。

(setq [変数1] (ssget '((0 . "hatch"))))
(command "_draworder" [変数1] "" "b")
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2009年7月23日木曜日

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カスタム線種の作り方

“線種定義ファイル”(拡張子.lin)を編集することで、独自の線種を作成することができます。

既存のacad.lin、acadiso.lin(AutoCAD LTの場合はacadlt.lin、acadltiso.lin)を直接編集、もしくは既存の線種定義ファイルをコピーし、別名保存して作成します。

線種定義ファイルはメモ帳などのテキストエディタで開くことができます。
“ * (アスタリスク)”以降の文字列が「線種名称」、“ , (カンマ)”で区切った次の項目が「線種の説明」、“A,”から続く数値が「線種の描画内容」になります。

“ A, ”から続く数値ですが、プラスの数値が実線部の長さ、マイナスの数値が空白部の長さの指定になります。0(ゼロ)はドットになります。
文字を含める場合には ["文字内容",**文字スタイル**,S=0.0,R=0.0,X=0.0,Y=0.0] というような内容を組み込みます。(S:縮尺、R:回転、XY:オフセット)

一通り編集が済んだら線種定義ファイルを保存し、テキストエディタを閉じます。
AutoCAD上で[線種管理](LINETYPE)コマンドを実行し、線種管理ダイアログを開きます。
[ロード]ボタンより作成した線種ファイルを開き、追加(編集)した線種を図面にロードして使用します。

<注意事項>
  • 線種のピッチを定義する際、参考とする既存のacad.lin(acadlt.lin)はピッチが細かすぎ、acadiso.lin(acadltiso.lin)はピッチが荒すぎますので、普段作業を行う図面の「作図単位」と「グローバル線種尺度」を考慮したうえで割り当ててください。

  • このようなカスタムを使った図面を外部へ渡す際には、図面ファイルと一緒に線種定義ファイルも添付するようにしましょう。

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2009年7月10日金曜日

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文字の置換

異なる内容の文字列を複数選択し、すべてを同一内容に置換します。

(setq number 0)
(setq [変数1] (getstring "置換後の文字列を入力: "))
(setq [変数2] (ssget '((0 . "text"))))
(repeat (sslength [変数2])
(setq [変数3] (ssname [変数2] number))
(command "_change" [変数3] "" "" "" "" "" "" [変数1])
(setq number (1+ number))
)
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2009年6月29日月曜日

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第3ボタン(ホイール)の動作

第3ボタン(ホイール)の動作は、通常押したままドラッグすることで画面移動が行えます。

システム変数[MBUTTONPAN]で動作を切り替えると、カスタマイズ(CUI)ファイルで定義されているアクションが実行されます。
※旧AutoCADではメニュー(mns)ファイルを編集

デフォルトでは「オブジェクト スナップ カーソル メニュー」が表示されるようになっていますが、好きなショートカットメニューを表示させることもできます。


$P0=SNAP $p0=*

上記「SNAP」部分を変更

$P0=CMDEFAULT $p0=*

「オブジェクト スナップ カーソル メニュー」から「規定メニュー」が開くように変更される。
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2009年4月14日火曜日

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ショートカットメニューのカスタマイズ

ショートカットメニューはマウス右クリックで手元に表示されるメニューで、瞬時に次の行動に移れる非常に便利な機能です。
標準設定のまま使用するのも良いですが、より使いやすくするためにカスタマイズすることもできます。
ここでは「ショートカットメニューは選択したオブジェクトの種類ごとに表示させるメニューが変わる」を利用し、[円]オブジェクトを選択した際に表示するオリジナルショートカットメニューの作り方を説明します。

1.[ユーザ インタフェースをカスタマイズ](CUI)コマンドを実行し、[ユーザ インタフェースをカスタマイズ]エディタを表示させます。
2.「すべてのファイル内のカスタマイズ」の項目にある[ショートカットメニュー]を展開(+をクリック)します。
3.既に作成されているショートカットメニューの一覧が表示されます。

ここで確認できることは、ショートカットメニューはひとつだけではないということです。
選択したオブジェクトによって、ショートカットメニューの内容は変えることができます。

4.[ショートカットメニュー]上で右クリックし、[新規ショートカットメニュー]から新たにメニューを追加します。
5.プロパティの項目から[名前]、また[エイリアス]を編集します。

エイリアスの編集は、既に作成されているその他のショートカットメニューを参照して編集してください。

<エイリアスの編集例>

POP***
OBJECT_CIRCLE

これは、円オブジェクトをひとつだけ選択した状態ということで「OBJECT」と記入…


POP***
OBJECTS_CIRCLE

これは、円オブジェクトを複数選択した状態ということで「OBJECTS」と記入…

6.「コマンド一覧」から作成したショートカットメニューにコマンドを追加(ドラッグ&ドロップ)します。
7.[適用]ボタンをクリックし、[OK]ボタンからエディタを閉じます。
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2009年4月8日水曜日

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マクロに含まれるコマンドによっては「^R」を付ける必要がある

対象:AutoCAD 2009~/AutoCAD LT 2009~

AutoCAD 2008まで正常に動いていたマクロが、途中で止まってしまうという不具合があるようです。

影響があるコマンド

[面取り](CHAMFER)

[色設定](COLOR)

[分解](EXPLODE)

[フィレット](FILLET)

[レイアウト](LAYOUT)

[長さ変更](LENGTHEN)

[トリム](TRIM)



これらが含まれるマクロで、途中で止まってしまう場合には「^R」を使用する必要があります。


^C^C~ → ^C^C^R

「^R」は、AutoCAD 2009からの新機能[アクションレコーダ]の影響がある上記コマンドを正しく動作させるためのコントロールシーケンスです。
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2009年1月22日木曜日

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プロパティ リセット

現在のプロパティ(色・線種・線の太さ)の設定を一斉にByLayerに切り替えるマクロ。

^C^C-color;bylayer;-ltype;s;bylayer;;lweight;bylayer;
※「名前の付いた印刷スタイルテーブル」のリセットを追加するには「-plotstyle;c;bylayer」を追記

<操作手順>
1.各種プロパティがByLayer以外になっている状態で上記コマンドを実行
2.各種プロパティが一斉にByLayerに切り替わる

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